2011年7月6日水曜日

切り株のある風景

土曜日。

友人達と、国立駅近くにある一橋大学をお散歩。

静かに切り株が佇んでいました。


一人だから見えるもの。
一緒だから見えるもの。

並んで、同じものを見る。
並んで、同じ音を聴く。

並んで歩く。
並ばずに歩く。

人はなぜ、気付いたことを教え合うのだろう。
共有したい、という欲。
食べ物を分け合って食べた方が美味しいのと同じ?

「きれいだったね」といって「うん」という。
「この樹の名前、知ってる?」という夕暮れ。
死んでしまった人とは分かち合えない。
生きていることは、やわらかい。

東北で知り合った友人達と、東京の空を見ていました。

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